GRAMMARIAN (文法理論勉強会)
日時
毎週水曜日 (研究会後)
目的
Head-driven Phrase Structure Grammar (HPSG) を基本とした文法に関する勉強、いろんな文法理論 (syntax, semantics) のいいとこどり研究(?)、および各人の研究の進み具 合の発表。keyword としては以下のとおり。
- HPSG
- 日本語文法
- Construction Grammar
- Generative Lexicon
- その他 (Lexical Functional Grammar (LFG), etc)
予定
月日 | 研究報告 | 論文紹介 |
11/28ごろ | 森本、高橋 (M1) | なし |
経過
11/20
研究報告 「複合動詞の統語的構成の記述」高岡
複合動詞の内部構造の統語的記述に必要な枠組みとして、項構造とテンス・アスペクトの点から語彙概念構造と Pustejovsky の事象構造をそれぞれ採用した。また、両者の連携と日本語への適用に際しての問題点を指摘した。
- 影山太郎、由本陽子 (1997) 『語形成と概念構造』研究社出版
- 中村ちどり (2001)『日本語の時間表現』くろしお出版
10/30
文献紹介 森本
- Gertjan van Noord, Gosse Bouma,
- Hdrug. A Flexible and Extendible Development Environment for Natural Language Processing.,
- Proceedings of the EACL/ACL Workshop ENVGRAM,
- Computational Environments for Grammar Development and Linguistic Engineering,1997.
- http://odur.let.rug.nl/~vannoord/papers/hdrug.ps
SICStus Prolog と Tcl/Tk で実装した Unification Grammar 視覚化ツールの紹介。
10/24
文献紹介「テイル/テイタの捉え方」高岡
- 尾上圭介 (2001)「スル・シタ・テイルの叙法論的把握」『文法と意味 I』pp.391-417
- 岩崎卓 (2000)「日本語における文法カテゴリーとしてのテンスとは何か」『日本語学』19-5
金田一〜奥田〜工藤までの流れをまとめ、テンス・アスペクトをになう文法カテゴリーを認めるかどうかを対立点として尾上、岩崎を対比した。
10/15: introduction
今後の方針について決めた
Written byTAKAHASHI, Kei